【他職種から見た本音】看護師の「優しさの演技力」は、本物のプロフェッショナルだと思う話

​■ 毎日近くで見ているからこそ分かる、看護師さんのすごさ
​私は臨床検査技師として病院で働いているので、日々の業務の中で看護師の皆さんと一緒に仕事をしたり、その働きぶりを近くで見る機会がたくさんあります。
​そんな私が、いつも心の中で「本当にすごいな……」と感動していることがあります。
​それは、看護師さんたちがみんな、本当に患者さんに優しいということです。
ただ業務をこなすだけでなく、患者さんの不安な気持ちに寄り添っているのが、横で見ていてすごく伝わってくるんです。


​■ 「裏で毒づく」のは、プロフェッショナルとしての心の防衛線
​……まぁ、もちろん人間ですから、ナースステーションの裏に戻れば、表の天使のような笑顔からは想像もつかない激しい本音が飛び交っているのも知っています(笑)。
​ナースコールを連打する患者さんや、理不尽に怒鳴ってくるクレーマー気質の患者さんに対して、内心では「おいおい、いい加減にしろよ…!」「静かに寝ててくれ!!」と、般若(はんにゃ)のような顔でブチ切れていたりするリアルな姿も見てきました。
(く◯じ○○早く◯◯!とかもっと生々しいことも書きたいですがブログが閉鎖されるのは勘弁なので笑)
​でも、私はそれを「裏表がある」なんてネガティブには全く思いません。
​むしろ、あれだけ過酷で、理不尽なことも言われる現場で、働き続けるための「健全なストレス発散(心の防衛線)」だと思っています。
​裏でどれだけヘトヘトで「マジで勘弁して!」と毒を吐いていようが、患者さんの前(表の舞台)に出た瞬間に、パッとスイッチを切り替えて100%の優しい笑顔に戻れる。それって、たとえ一部が「お芝居」だったとしても、並大抵の精神力でできることではありません。

​■ 完璧に演じきれる優しさこそ、一流の技術
​よく「嘘の優しさは意味がない」なんて言う人もいますが、医療の現場では絶対にそんなことありません。
​不安でいっぱいの患者さんからすれば、その看護師さんの対応が本心100%だろうが、プロとしての演技だろうが、優しく声をかけてもらえるだけで心が救われるんです。
​正直、同じ医療従事者である私から見ても、「自分にはとても真似できないな」といつも圧倒されます。
​だからこそ、裏のドタバタや自分の感情を一切見せずに、ベッドサイドで完璧に「優しい看護師」を演じきり、患者さんを安心させる姿は本当にすごい。これはただの優しさではなく、看護師という仕事の「超一流の技術」であり、誇るべきプロフェッショナリズムだと思います。
​毎日身を削りながら、裏で上手にバランスを取りつつ頑張っている看護師の皆さん、本当にいつもお疲れ様です。

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