【医療現場の闇】資格取得も自費?「志」のある人間ほど自己犠牲で搾取される医療の世界

​先日、大手企業に勤める義兄と話していて、驚くような社内制度を聞きました。

​義兄の会社では、難関資格である「一級建築士」の取得費用を会社が全額負担してくれる制度があるそうです。もちろん厳しい社内選考や条件はあるものの、会社が社員のスキルアップを「事業への投資」として支援する仕組みが整っています。

​一方で、私たちが働く医療業界(病院)はどうでしょうか。

​看護師の世界でいえば「認定看護師」や「診療看護師(NP)」といった高度な専門資格がこれに当たりますが、その取得プロセスは一般企業のそれとはあまりにもかけ離れています。

​1. 数百万の学費・退職リスク…キャリアアップが「個人のリスク」にされる現場

​医療現場でより専門性の高い資格を取得しようとした場合、多くのアゲインスト(逆風)が個人の肩に重くのしかかります。

​・大学院や養成機関に通うための数十万〜数百万単位の学費が「自己負担」

・通学のために「休職」を余儀なくされ、収入が途絶える

・最悪の場合、一度「退職」して背水の陣で資格を取りに行くケースすらある

​本来、スタッフが高度な資格を取得することは、病院にとっても医療の質が上がり、診療報酬の加算(収益増)につながる「メリットしかない投資」のはずです。

​しかし現実には、病院側がその育成費用を負担することは稀で、ほとんどが「個人の自己研鑽」という名目のもと、個人の財布とキャリアリスクに丸投げされています。

​2. やる気のある人ほど買い叩かれる「自己犠牲」のシステム

​苦労して自費で資格を取得し、現場に復帰したとしても、さらなる理不尽が待ち受けています。

​責任や業務範囲、求められるスキルは跳ね上がるにもかかわらず、それが「給与やボーナスに適切に反映されない」という現実です。

​病院経営は、医療従事者の「患者さんを救いたい」「スキルを高めたい」という純粋な志や奉仕精神(やりがい搾取)に依存することで成り立っています。

​・やる気がある人間ほど、自分のお金と時間を削って資格を取る

・重宝はされるが、給料は据え置きで負担だけが増える

・組織は1円の痛みもなく、高度な医療サービスを提供できる

​まさに「真面目で志の高い人間ほど搾取される」というバグが、医療現場では当たり前のように放置されているのです。

​3. まとめ:他人のシステムに自己犠牲せず、自分の資産を育てる(FIRE)

​他人の経営する組織のために自分の身銭を切り、休職や退職のリスクまで背負って尽くしても、組織があなたの人生を保障してくれることはありません。

​どれだけ高い志を持っていても、システムそのものが「個人の自己犠牲」を前提に組まれている以上、消耗戦から抜け出すことは不可能です。

​自分の時間やお金、情熱といった貴重なリソースは、他人のシステムを肥やしにするためではなく、自分自身の「自由」のために使うべきです。

​本業での理不尽な構造を冷静に見抜き、過度な自己犠牲をやめること。そして浮いたエネルギーと資金を株式やコンテンツなどの自前の「資産」へと投じること。

​誰かの都合の良い労働力として使い潰される前に、一日も早く経済的自立を果たし、自分の人生の主導権を取り戻しましょう。

タラオ

大学病院で働く現役の臨床検査技師、タラオです。妻(看護師)と子どもとの暮らしを守りつつ「NOと言える自由を掴む!」をモットーに資産形成に励んでいます。
​NISAでのインデックス投資、個別株、実物資産(プラチナ積立)などに挑戦中。
​このブログでは、医療従事者ならではの視点を交えた資産運用ノウハウや、ガジェット、子育て・日常のリアルな体験談を発信しています。

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