【千葉豪雨】被災された皆様へとお見舞い|放置車両の謎と水没時に命を守る備え

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​このたびの千葉県を中心とした記録的豪雨により被災された皆様、ならびに避難生活を余儀なくされている皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

​未だ全容が把握しきれないほどの爪痕が残っており、一日も早い復旧と平穏な日常生活が戻ることを切に願っております。

親戚から聞いた現地・千葉市のリアルな状況

​私には千葉市内に住む親戚がいるのですが、今回の豪雨について話を聞く機会がありました。

​当時の状況を聞くと、とにかく猛烈な雷とともに、経験したことのないような豪雨が3〜4時間も降り続けたそうです。

​親戚の自宅は高台にあったため運良く無事だったそうですが、一歩外に出ると周辺の道路は「冠水」というレベルを超えて完全に水没。道路のあちこちで動けなくなった故障車が溢れ返っていたとのことでした。

​報道では「千葉市内だけで放置車両が2500台超」と伝えられていますが、親戚の見た限りでは、道路上だけでなく店舗の駐車場や空き地、路地裏などでも水没している車が多数あったそうです。

​実態としては、報道されている数をはるかに超える故障車が発生しているのではないかと話していました。

車から脱出した跡と「命を守る脱出ハンマー」

​放置された車をよく見ると、多くの車両で「窓ガラスが割れている」状態だったそうです。おそらく、水没してドアが開かなくなり、車内に閉じ込められたドライバーたちが窓を割って危機一髪で脱出したのだと思われます。

​この話を聞いて親戚から強く勧められたのが、「車内に緊急脱出用ハンマーを常備すること」です。

​万が一ハンマーがない場合でも、「座席のヘッドレストを抜き取り、その金属製の支柱をドアガラスの隙間に差し込んでテコの原理で割る」という方法も知っておくべきだと教えてもらいました。

​いざという時の避難方法を知っておくこと、そして専用ツールを1つ車載しておくことの大切さを痛感させられます。

なぜ輸入車(外車)の水没トラブルが多いのか?

​親戚の話の中で特に興味深かったのが、「乗り捨てられている故障車に、明らかに外国車(欧州車など)が多かった」という点です。

​気になって理由を調べてみたところ、これには「車の設計思想の違い」が大きく関係しているようです。

  • 欧州車の設計思想:高速走行や走りの質感(走行性能)を最重視して設計されているため、重い電装部品やバッテリーが車両の下部に配置されていたり、エンジンの吸入空気を吸い込む口(吸気口)が低い位置に設計されているケースが多い。
  • 日本車の設計思想:台風、ゲリラ豪雨、豪雪、猛暑など、四季の変化が激しく過酷な日本の気候環境に耐えうる耐久性を考慮して作られている。

​欧州車は日本のゲリラ豪雨のような「冠水道路を走る」ことを想定して作られていないため、少しの水深でも電装系がショートしたりエンジンが水を吸い込んで故障しやすい構造になっているようです。

​普段の走行性能は魅力的ですが、こうした災害時の強さを考えると「やっぱり日本を走るなら日本の車が一番安心だな」としみじみ感じました。(そもそも私の給料では高級外車なんて買えませんが…笑)

​ちなみに、万が一愛車が水没して廃車になってしまった場合でも、任意保険の「車両保険」に入っていれば水没被害も補償対象になります。台風や豪雨が増えている昨今、車両保険の加入内容を一度見直しておくのも大切ですね。

報道されない地域の被害と医療現場への影響

​メディアで大々的に取り上げられているのは被害の一部に過ぎず、現場ではもっと悲惨で深刻な状況が広がっています。

​特に心配なのが医療機関への影響です。

​千葉市内では一部の病院で診療中止が続いているほか、基幹病院である千葉大学医学部附属病院でも地下の排水設備が水没・故障した影響で器具の洗浄ができなくなり、手術の中止や制限を余儀なくされるという極めて深刻な状況に陥っています。

​持病がある方やかかりつけ医として通われている患者さん、手術を控えていたご家族の不安は計り知れません。

​インフラや交通網だけでなく、こうした地域の命を支える医療現場の設備が一日も早く元通りに復旧することを切に祈るばかりです。

タラオ

大学病院で働く現役の臨床検査技師、タラオです。妻(看護師)と子どもとの暮らしを守りつつ「NOと言える自由を掴む!」をモットーに資産形成に励んでいます。
​NISAでのインデックス投資、個別株、実物資産(プラチナ積立)などに挑戦中。
​このブログでは、医療従事者ならではの視点を交えた資産運用ノウハウや、ガジェット、子育て・日常のリアルな体験談を発信しています。

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